祇園祭期間中の【八坂神社】

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    京都から帰ってきました。滞在期間中はずっとお天気が良くない予報が出ていましたが、短期間にザッと雨が降る事はあっても一日中雨だった日はなく、晴れ女っぷりを発揮出来たようで嬉しかったです!

    今回は7月15日に訪れた祇園祭真っ最中の八坂神社の様子をご紹介します!

    • 祇園祭の様々なイベントの中でもとっても重要!神輿渡御
    • 美味しそうな見た目!でも食べられない!?祇園祭の最中だけいただけるちまきのお守り
    目次

    八坂神社

    わたしが八坂神社を訪れたのは7月15日。宵山の2日目です。

    境内にはたくさんの屋台が並び、お祭りの雰囲気を楽しむ人、ちまきを買い求める人、御神輿を写真に納める人。非常に賑わっていました!

    八坂神社については以前コチラの記事でご紹介をしましたのでよろしければご覧ください!

    祇園祭の最重要神事『神輿渡御』

    7月の1ヶ月間をかけてたくさんの神事が行われる祇園祭ですが、実は最も重要とされるのが神輿に乗った神様が市中を清めて回る『神輿渡御(みこしとぎょ)』です。

    毎年7月10日の夜には3基の神輿のうち、素戔嗚尊(すさのうのみこと)の御霊をのせた中御座神輿(なかござみこし)が四条大橋まで行き、鴨川の水を含ませた榊の枝の水しぶきで清められる『神輿洗い』が行われます。


    その後3基の神輿は7月17日の山鉾巡行の後まで南楼門前の舞殿に安置されます。

    舞殿
    中御座神輿(なかござみこし)

    屋根に鳳凰を乗せており、口には稲(五穀豊穣)を咥え六角形の形をしています。こちらの神輿には八坂神社の主祭神である素戔嗚尊(すさのをのみこと)をお乗せします。

    東御座神輿(ひがしござみこし)

    こちらは屋根に擬宝珠を乗せ、四角形の形をしています。この神輿には櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)をお乗せします。

    西御座神輿(にしござみこし)

    こちらも屋根に鳳凰が乗っており、八角形の形をしています。こちらの神輿には八柱御子神(やはしらのみこがみ)をお乗せします。

    こちらは3基の中で最も重量があり(約2トン)300人ほどの氏子が交代で担ぎます。

    中御座神輿の素戔嗚尊と東御座神輿の櫛稲田姫命は夫婦で、その子供がたちが西御座神輿の八柱御子神です。

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    祇園祭のちまきは食べれない!?厄病・災難除けのお守り

    ちまき、美味しいですよね。

    わたしも頻繁に食べるわけではありませんが大好きです!

    祇園祭でもちまきがいただけます!ですが、こちらのちまきは食べる事が出来ません。

    祇園祭のちまきは食べ物ではなく、笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守りなんです。毎年、祇園祭の期間中に各山鉾のお会所や八坂神社で販売されます。

    京都では多くの人がこちらのちまきを買い求めて一年間玄関先に飾ります。

    玄関先に飾られているちまき

    京都の町を歩いていると、民家の玄関の上に飾られているのをよく見かけます。

    では、何故ちまきを玄関先に飾るようになったのでしょうか?

    昔、蘇民将来(そみんしょうらい)という男の家に旅人に変装した牛頭天王が訪ねてきて一夜の宿を求めました。蘇民はとても貧乏でしたが牛頭天王を手厚くもてなします。牛頭天王はその心遣いに大変喜んで、お礼に「今後お前の子孫は末代まで私が護ろう。目印に腰に茅の輪を着けていなさい」言い残して去っていきました。
    そのお陰でのちに疫病が流行った際も、蘇民の一族は生き残り繁栄した。

    というエピソードがあります。

    ちまきには「蘇民将来子孫也」という護符がつけられています。

    八坂神社でいただいたちまき

    これは『私は蘇民将来の子孫ですので病気や災いからお護り下さい』という意味が込められています。

    わたしも今回初めてちまきをいただいて来ました!

    みどりこ

    健康に一年間過ごせますように!

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